こんにちは。
今回は、背中の痛みについてお話をします。
背中の痛みは日常的に多くおこる痛みのひとつです。
通常ですと痛みは、数日でなくなることが多いです。
なぜ、数日で痛みがなくなるのでしょうか?
筋肉性の痛みだからです。
作業や運動、姿勢によって、背中の筋肉に負担がかかることはよくあります。
その際に、筋肉痛や軽い筋挫傷といった筋肉の損傷がおこります。
筋肉の損傷は長引きませんので、数日で痛みがおさまることがほとんどです。
長くても1週間から10日くらいでおさまります。
ところが、痛みが長引いて慢性的になる場合があります。
何が原因で慢性化するのでしょうか?
骨格のゆがみが原因なんですね。
なぜ、骨格がゆがむと慢性的に痛みがおこるのでしょうか?
筋肉にテンションがかかったり、捻られたりすることによります。
この場合、骨格のゆがみを矯正しないと痛みがおさまりませんので慢性化してしまうのです。
慢性的な背中の痛みは、骨格のどの部分に原因があるのでしょうか?
慢性的な背中の痛みは、いろいろな原因がありますので、どの原因が痛みをおこしているかを解明することが簡単ではありません。
1、背中の胸の部分の関節(胸椎の椎間関節)
2、首の関節(頚椎の椎間関節)
3、背骨の首と胸の境目の関節(頚胸椎移行部の関節)
4、背骨と肋骨の関節(肋椎関節)
5、骨盤の関節(仙腸関節)
6、背骨の腰の関節(腰椎の椎間関節)
7、肩甲骨と鎖骨の関節(肩鎖関節)
8、その他
骨格を構成する約200個の骨のつなぎ目が関節です。
関節に異常があると骨格がゆがんでしまい、痛みをおこす原因となります。
そのため、どの関節の異常が痛みをおこしているかを解析することが根本的な解決には必須となるのです。
慢性的な背中の痛みは、いろいろな原因がありますので痛みをおこしている原因を解明して施術することが重要となります。