こんにちは。
今回は、骨の役割についてお話をしたいと思います。
みなさん、骨の役割を知っていますか?
体を支えるという役割はわかりやすいですね。
骨は骨格として、支柱となって体を支えます。
その他にも、骨にはいくつかの役割があるんです。
知らないこともあるのではないでしょうか。
まず、運動です。
筋肉によって関節運動をすることも、骨の役割のひとつとなるんですね。
この役割によって、体の様々な運動を行います。
そして、骨には内臓を保護するという役割もあります。
プロテクターのような役割ですね。
では、どこの骨が何の内臓器を保護しているのでしょうか。
頭蓋骨・・・脳
背骨(脊柱)・・・脊髄
胸郭(胸とわき腹と背中)・・・心臓や肺など
骨盤・・・直腸、膀胱、子宮、卵巣など
このように、内臓器を外からの衝撃から守っているんです。
転倒した時に直接内臓に衝撃がかからないのは、骨が保護しているからなんですね。
その意味では、重要な役割のひとつといえます。
また、骨は血液をつくる役割もあります。
骨の内部にある骨髄(こつずい)が、血液をつくります。
骨が血液をつくるということを知らない方は、少なくないのではないでしょうか。
さらに、カルシウムやリンなどの体に必要なミネラルを貯蔵する役割もあります。
カルシウムが不足すると、骨が弱くなって骨粗鬆症の原因になりますよね。
まとめると、骨には次のような5つの役割があります。
1、支持
2、運動
3、保護
4、造血作用
5、ミネラルの貯蔵
このように、骨にはいろいろな役割があるのです。