こんにちは。
今回は、膝の動きについてお話をします。
膝の動きがかたくなったと、感じることはありませんか?
膝がスムースに、動かなくなる感じです。
痛みがあるわけではないので、それほど気になるものではありません。
膝を動かすと、抵抗を感じて動きがかたい感じがします。
膝に問題があるのでしょうか?
実は、膝がスムースに動かなくなる原因は膝にないことがほとんどなんです。
では、何が原因なのでしょうか?
股関節なんです。
あしの関節は大きい関節でみると、股関節・膝関節・足関節となります。
膝関節は、股関節と足関節に挟まれているのでこれらの関節の影響を受けます。
特に、股関節の影響を強く受ける関節なんですね。
どのような影響を、受けるのでしょうか?
股関節になんらかの要因(外傷や姿勢、スポーツなど)で、関節がずれたり離開することがあります。
そうすると、その影響によって膝関節に捻りが入るのです。
大きなひねりではありません。
ところが、その小さなひねりが膝関節に入ると関節に抵抗がおこってしまいます。
その結果、膝がスムースに動かなくなってしまうのです。
股関節を整復して正常な状態に戻すと、膝の動きはよくなるのでしょうか?
股関節が原因ですので、股関節を整復することによって膝の動きはよくなります。
スムースに動くようになります。
また、股関節の整復だでけでは不十分な場合もあります。
なぜでしょうか?
股関節は骨盤にある関節です。
ということは、骨盤がゆがんでいると股関節の位置が変わってしまうからなんです。
その結果、膝の動きが悪くなります。
この場合、骨盤のゆがみを矯正する必要があります。
このように、膝の動きが悪い場合は股関節と共に骨盤のゆがみを確認する必要があります。
膝の動きが悪くなったと感じる場合は、股関節と骨盤を確認する必要があります。
そして異常があれば整復することによって、膝の動きがスムーズになっていきます。
症状と原因が違う場所にある例といえます。