こんにちは。
今回は、就寝時におこる膝の痛みについてお話をします。
夜、寝ているときに膝に痛みがおこって起きてしまうことがあります。
一時的なものであればよいのですが、毎晩膝に痛みがおこる場合があります。
熟睡できずに睡眠不足になりますので、早目に改善したい症状です。
なぜ、寝ているときに膝に痛みがおこるのでしょうか?
膝の関節に、ひねりが入るからなんですね。
膝の関節にひねりが入ると、膝の関節を安定させているじん帯が引っぱられます。
その際におこるじん帯にかかるテンションが、痛みをおこします。
なぜ、膝の関節にひねりが入るのでしょうか?
股関節の位置が、変わるからなんです。
股関節と膝関節は密接な関係があります。
そのため、寝ているときに股関節の位置がかわると膝に痛みがおこります。
また、ほとんどの場合、すでに股関節の位置が正常ではなくなっています。
正常でない股関節の位置が変わる事によって、膝に強いひねりが入るのです。
そのため、股関節を正常な状態に保つことができれば、多少股関節の位置がかわっても膝に痛みがおこることはありません。
さらにいうと、股関節は骨盤にある関節です。
そのため、骨盤がゆがむと股関節の位置がかわります。
その結果、膝に痛みがおこる原因となるのです。
股関節を正常な状態に戻すには、まず骨盤のゆがみを正常な状態に戻す必要があります。
骨盤・股関節・膝関節を整復すると、膝の痛みは改善・解消していきます。
就寝時の膝の痛みも、おこらなくなります。
このように、膝の痛みは膝だけをみてもなかなか改善しないことが少なくありません。
必ず、骨盤と股関節も同時にみる必要があります。
膝の痛みの改善には重要な要素となります。