こんにちは。
今回は、原因のよくわからない足首の痛みについてお話をします。
足首に痛みがおこると、立ったり歩いたりするときに困りますよね。
足首の痛みの原因がわかれば対処もしやすいですが、痛みがおこった原因がよくわからないという場合があります。
なぜ、原因がわからないのでしょうか?
強い捻挫をした経験があると、足首に痛みがおこることがあります。
なぜ、痛みが再発するのでしょうか?
強い捻挫をおこすと、足首の関節がゆるくなります。
それは、足首をひねった際に足首の骨が関節から外れるからなんです。
ひねった後すぐに関節の中へ戻りますが、100%完全に戻る事はほとんどありません。
足首の関節の中で、骨が離開した状態になります。
そのため、強い捻挫をした後は、関節がゆるくなってしまうのです。
関節がゆるくなると、足首をひねりやすくなります。
この状態ですと、気がつかないうちに足首をひねるということがおこります。
その結果、足首に痛みがおこる場合があるのです。
捻挫によってゆるくなった足首の関節は、正確な整復によって正常な状態に戻すことが可能です。
捻挫をした後に足首が不安定になった場合は、骨格の専門家にみてもらうとよいでしょう。
また、痛みのおこっている足首の反対の股関節や膝に問題がある場合があります。
なぜ、反対側の股関節や膝に問題があると、足首に痛みがおこるのでしょうか?
かばうからなんです。
股関節や膝に不調があると、かばいますよね。
かばうことによって、足首に負担がかかって痛みがおこりやすくなります。
この場合、痛みの原因は股関節や膝ですので、股関節や膝をなおすことが必要になります。
また、不調がある場合でもなるべくかばわないことが重要となります。
このように、原因のよくわからない足首の痛みでも必ず原因はあります。
痛みをおこしている原因を解明することが最も重要となります。