こんにちは。
今回も、ストレートネックについてお話をします。
自分では改善することが難しいタイプの、ストレートネックについてです。
自分では改善することが難しいタイプのストレートネックは、骨盤のゆがみが原因というお話をしました。
なぜ、骨盤がゆがむとストレートネックになってしまうのでしょうか?
仙骨(せんこつ)という骨の傾きがポイントになります。
仙骨は、骨盤にある骨で、骨盤の中心にあります。
仙骨の上には、背骨がつながっています。
そのため、骨盤がゆがんで仙骨が傾くと、背骨も傾きます。
1、骨盤がゆがんで仙骨が前方に傾く。
2、仙骨の上にある背骨も前方に傾く。
3、体が前に倒れないように、背骨の腰の部分である腰椎(ようつい)を強く曲げてバランスを
後ろにとります。
(腰椎の前弯を強くします。)
4、腰椎の曲がりが強くなると、背骨の胸の部分である胸椎(きょうつい)の曲がりを強くして
バランスをとります。
(胸椎の後弯が強くなります。)
5、背骨の首の部分である頚椎(けいつい)を真っすぐにしてバランスをとります。
(頚椎の前弯の消失。)
このように、骨盤がゆがんで仙骨が傾くとストレートネックになってしまうのです。
背中の肩甲骨付近の部分が後ろに出て、腰の部分が大きくへこんでいる姿勢になります。
これは、バランスをとるために背骨が曲がっているからなんですね。
骨盤を矯正して仙骨の傾きを元に戻すと、時間とともに大きく曲がった背骨は通常の生理的弯曲に戻ります。
このように骨盤のゆがみが原因でおこるストレートネックは、自分で改善することが可能性が低いものとなります。
そのため、骨盤を正確に矯正する施術を受ける必要があります。
改善できないストレートネックでお悩みの方は、骨盤矯正と関節の整復を専門にしている当院にご相談ください。