· 

    駒込 腰に負担がかかっていないのにおこるギックリ腰 なぜおこる?

    こんにちは。

     

    整体院コンフォートプラスの大八木です。

     

    今回は、ギックリ腰についてお話をします。

     

    ギックリ腰は、急におこる強い腰痛です。

     

    原因は様々ですが、腰に大きな負担がかかっておこるという共通点があります。

     

    ところが、大きな負担が腰にかかっていない状況でギックリ腰になる場合があります。

     

    セキやくしゃみ、体を軽くかがめたりしただけでおこるギックリ腰です。

     

    このように、腰に大きな負担がかかっていないにもかかわらずおこるギックリ腰には、傾向がありま

     

    す。

     

    どのような傾向でしょうか?

     

    朝におこりやすい、という傾向があります。

     

    なぜ、朝におこりやすいのでしょうか?

     

    理由があります。

     

    多くのギックリ腰は、骨盤にある関節がずれることによっておこります。

     

    人体で最も大きい関節である仙腸関節(せんちょうかんせつ)のずれが原因となります。

     

    ではなぜ、朝にギックリ腰になりやすいのでしょうか?

     

    朝、特に起床時にこの骨盤の関節がゆるんでいるからなんです。

     

    そのため、少しの骨への負担が、骨盤の関節をずらしてしまってギックリ腰がおこるのです。

     

    なぜ、朝に関節がゆるむのでしょうか?

     

    それは、骨格の構造によります。

     

    骨格は、約200個の骨がつながっています。

     

    基本的に、縦に積まれている構造なんです。

     

    そのため、立ったり座ったりしているときは、重力によって安定します。

     

    ところが、就寝時は重力がはたらきませんので、骨と骨のつなぎ目がゆるむのです。

     

    朝と夜では、身長が変わります。

     

    朝の方が、高くなります。

     

    なぜでしょうか?

     

    それは、重力がかからないことによって関節がゆるむからなんです。

     

    関節がゆるむことによって、見かけ上身長が高くなるからなんですね。

     

    このように、腰に大きな負担がかかっていないにもかかわらず朝にギックリ腰になるのは、起床後

     

    に骨盤の関節がゆるんでいるからなんです。

     

    そのため起床してからすぐに、物を持ち上げたり、無理な姿勢をとるとギックリ腰になるリスクが上

     

    がります。

     

    起床して動いているうちに、重力によって関節が安定していきます。 

     

    起床後、30分くらいは腰への負担をかけないようにすることがギックリ腰の予防につながります。

     

    特に腰に不安のある方は、注意が必要となります。