こんにちは。
今回は、呼吸と骨盤についてお話をします。
骨盤がゆがむと、呼吸がしづらくなります。
息を、吸い込みづらくなるからです。
なぜ、骨盤がゆがむと息が吸いこみづらくなるのでしょうか?
胸郭(きょうかく)と横隔膜(おうかくまく)の動きが悪くなるからです。
胸郭は、胸と脇腹と背中の部分です。
背骨の胸の部分(胸椎:きょうつい)
肋骨
胸骨(きょうこつ)
で構成された胸の骨格部分をさします。
この胸郭は、呼吸をするときに大きな役割をはたします。
胸郭がふくらむことによって息をすい、しぼむことによって息をはきます。
横隔膜は、胸とお腹のさかい目にある、筋肉性の膜です。
横隔膜も、呼吸に大きく関係しています。
横隔膜が収縮すると、胸の中がひろがります。
胸の中がひろがることによって、肺に空気がはいります。
ではなぜ、骨盤がゆがむと息をすいこみづらくなるのでしょうか?
骨盤がゆがむと、骨盤の上にある背骨が曲がります。
背骨が曲がると、胸郭がゆがみます。
胸郭がゆがむと、十分に胸郭がひろがらなくなってしまいます。
その結果、息を吸い込みづらくなってしまうのです。
同様に、横隔膜も骨盤がゆがむことによって十分に動くことができなくなります。
このように、骨盤がゆがむと胸郭と横隔膜の動きが制限されることによって息が吸いこみづらくなる
のです。
息苦しさは、つらいですよね。
原因のわからない息苦しさでお悩みの方は、骨盤のゆがみが原因かもしれません。